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御岳山 |
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御岳山のふもと、王滝村にある林道を使って行われる「セルフディスカバリーアドベンチャー」。
その中の競技の1つ「クロスマウンテンバイク」は42kmまたは100kmを走るMTBレースである。
昨年は42kmに出場し完走することができたため、今年(2003年)は100kmにチャレンジすることにした。
今年6月には名古屋〜糸魚川間335kmを完走しているので100kmという距離に対する不安感は無い。舗装路とオフロードの違いはあるが体力的には完走の自信があった。不安なのはメカトラブルや補給の問題。コース上で助けが望めないため(助けてーと言えば誰か助けてくれるだろうけど。)、そのへんの不安がつきまとう。当日までにタイヤとチェーンを新品に交換、サドルは糸魚川まで走った実績のあるサドルをロードレーサーから移植した。
目標は8時間以内にゴールすること。
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| 王滝村へ | 03.9.19 fri | 晴のち雨 |
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10:30にヤスハラさんにピックアップしてもらい、
小牧I.Cから中央自動車道で中津川I.Cまで行くはずが、2人ともボーっとしているうちに気づいたら飯田・・・
慌てて飯田I.Cでおり、遠回りしてR19へ復帰。
コンビニで補給食の買い足しをして王滝村の松原スポーツ公園へ。
受付を済ませ、パワーバーステッカーを貼ったヘルメットを見せてパワーバーを1本もらった。
テントのお店をのぞいて衝動買いをしたりしながら42kmに出場の面々を待つ。
そのうちに42kmメンバーがやってきてかるく挨拶などしてからいったん宿へ向かう。
南の海で発生した台風のせいで天気は下り坂。ついに雨が降り出した。
宿の名前はあえて書かないがいろいろと難ありの宿だった。
宿では明日持っていく物のチェック。一通りまとめてみるが、お、重い・・・。
後でもう一度考えなおすことにした。
18:30からの説明会を途中でぬけて、木曽福島駅まででぃ郎さんを迎えに行った。でぃ郎さんは仕事を終えたあと電車で来たのだが、連日のハードワークでお疲れで、クルマ酔いして晩ご飯もろくに食べず、準備もしないまま寝てしまった。大丈夫なんだろうか?
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これだけの補給食を持つことにした。
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僕とヤスハラさんはその後も明日の持ち物の準備に余念がない。
気になるのは「補給食はどれくらい持っていくか」と「チューブは何本持つか」どちらも多くても少なくても困るし。
翌日に備え早めの就寝。しかし外で犬がキャンキャン吠えてなかなか眠れなかった。まったく。
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| SDAクロスマウンテンバイク100km | 03.9.20 sat | くもりのち雨 |
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スタート前のふたり。
スタート!
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4:00起床 どうやら雨は上がったようだ。良かった。
朝ご飯ににぎってもらったおにぎりを2つ食べ、荷物をまとめて会場へ向かう。
朝のトイレは失敗。
駐車場でMTBを組み立て、No.プレートを付けたり計測用のセンサーをつけたり。
長距離に備えチェーンオイルを注油。
のんびりとしすぎたのであわてて集合場所へ。
スタート位置は真ん中より後ろくらいか。自分を含め物好きがたくさんいるもんだね。
6:00、ついにスタート。
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林道入口までの約5kmほどは舗装路で先導車が先頭につく。早くもトラブって停車している選手がいる。
だんだん前に出ていくがあまりに人が多くてうまく前に出られない。
やがてダートに入り先導車が外れると、本格的なスタートだ。
全行程のなかで最初のチェックポイント(以下CP)までが一番キツイとのことだが、本当に上りばかりでキツイ。本当に上りばかり。
まだまだ序盤なのにすでにお尻が痛い。こんなんじゃ先が思いやられる。
上りが終わり、下りに入るとパンクしている人がいっぱい。
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昭和59年、長野県西部地震のときの土石流の爪痕。
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地震の際に起きた土石流の爪痕などを通過し、やがて30km地点を通過。
おかしいな。地図では30kmにCPがあるはずんだけど。
またも上りが続き、もうかんべんしてよ。って思ったころCP1到着。
35km付近にあった。
センサーのチェックを受け通過。2時間55分くらい。
通過の記録だけ写真に撮って休まずにスタート。
CP2までは最初は下りぎみで三浦貯水池付近はフラット、最後は上りというコース。
下りは攻める。みんな結構ゆっくりなのでごぼう抜きだ。
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快調に下っていると後ろから「ガバババ・・」という音が。
何事かと思い見てみると、なんとサドルバッグの口が開いてしまって中身のチューブがぶら下がっているじゃないですか。
すると、後ろから「おーい」と言いながらチューブを持って下ってくる人がいる。おお!僕のチューブですか。拾ってくれた方にお礼を言い、口をちゃんと閉めて出発する。
しかし、しばらく下ったところでまた「ガバババ・・・」 アーまたかよー。
今度はサドルバッグの中身がなーんにも無くなってる・・・
かろうじてリアタイヤにチューブが1本引っかかっていた。その辺に落ちている物を拾うが、タイヤレバー1本とアーレンキーセットは見つからなかった。しかたがないのであきらめた。
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ORTLIEBのサドルバッグは激しい振動に耐えられなかった。
湖畔はフラット。僕の気分は下降ぎみ。
撮ってもらった。
三浦貯水地が良くみえた。
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それにしてもこれはまいった。ちょっと中身が多すぎたか。また開いてはこまるのでなんとかせねば。
たしかストラップを1本キャメルバックの中に入れてあったはず。探ってみたら出てきたので、それで開かないように留めることができた。ナイス。
このプチトラブルでたくさんの人に抜かれた。
ちょっとヘコんだのでペースがかなり落ちた。いいやもう。って感じで写真を撮る枚数が増えた。
テンションが下がったまま、三浦貯水池の西側をぐるっとまわって上りに入る。天然エイドステーション(ただの沢)で顔を洗ってさっぱり。気分を入れ替えてがんばることにする。ここの上りが結構長くてなかなかCP2につかない。
景色の良いところで休憩していた人と写真の撮り合いなぞして。
それにしても60kmにCPがあるはずなのに無い。サイクルコンピュータは正確に動いているようなので僕が書き写した地図が間違っていたのだろうか。だとしたら地図をあげたみんなはどえりゃ〜迷惑を被っているだろう。やば。
(あとで知ったのだが、資料でもらった地図のCPの位置は林道入り口からの距離で、スタートから林道入り口までの5kmは含まれていないのだそうだ。 まぎらわしいよ。)
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休憩してると、どんどん抜かれるね・・・
CP2。みんなしんどそう。
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CP2は坂を下ったところにあることはわかっていたので、下りはまだか。下りはまだか。下りは・・・と走り続けるうちに やっと下りになり、だーーーっと下るとやっとCP2へ到着した。
休憩してストレッチ。パワージェルとBALANCE+という外国製のバーを食べた。
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水墨画のような風景。
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CP3へ向かう。いきなり上りから。ちょっと雨がぱらついてきた。ゴールまでもてばいいけど。
前方の山にはこれから自分が走る道が見える。ああ、あんなとこまで上るのか。
振り返ると自分が走ってきた道がみえる。よくきたなぁと思う。
自分のまわりのメンバーもほぼ固定されてきた。上りで抜かれた人を下りで抜き返したり、また抜かれたり。だんだんあの赤いジャージのヤツには負けん!という気になってきたりして。
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あんなほうまで走るのかよ!って右の方で指差しているひとがいる。
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このへんはもう42kmのコースと共通のコース。今まで走ってきた未知のコースに比べたら走ったことがあるので気が楽ではある。
途中のエイドステーションで水をくむ。まだ半分も残っていたけどとりあえず給水。
雨がちょっと強くなってきたのでデジカメをキャメルバックの中にしまった。
延々と上り、いくつものコーナーを曲がり、やっと下り。
下り終えるとCP3だった。
パワージェルを食べる。どうやら次は上って下って上ったら下るだけ。らしい。
最後の区間。脳内のジュークボックスがナムコの往年の名作「マッピー」のBGMを選曲。エンドレスで鳴らしまくる。なぜだろう。
なんか妙に陽気でなつかしいファミコンサウンドにのってハイテンションにはしる。 最後の上りをクリアし、最後の下り。
ここを下ればもうゴールだ。そう思うと感動してきた。手首がガクガクでも手の皮がむけそうでも、もうすぐゴールだと思うと痛みもふっとぶ。
下りが終わり、ゴールまでの平地にはいって鬼漕ぎ。1人抜いた。
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ゴール記念。
ヤスハラさんゴール。コケてケガしてもうれしそう。
うなだれるでぃ郎さん。
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そしてついにゴール。
すぐに時計を見るのを忘れたけど7時間45分くらいだろう。目標の8時間はクリアできた。
なぜかでぃ郎さんが「あれー、いつゴールしたの。」ってやってきた。
でぃ郎さんこそいつゴールしたのだろうと思ったら、どうやらCP1でタイムアウトになってしまったとのこと。残念です。
雨は本格的になり、寒くなってきた。
しばらく待つとヤスハラさんがゴール。8時間19分くらい。
寒いので駐車場に向かう。ほんとに寒い。完全に体が冷えてしまったようだ。
駐車場で汚れたままのMTBをヤスハラさんのクルマに積む。ヤスハラさんも寒さにやられていた。
汚れたままの格好で温泉「うしげの湯」へ行き、あたたかいお風呂で体を温め、帰路についた。
ヤスハラさん運転ありがとうございました。
MTBはもちろん、服も靴も泥だらけ。
過酷な100kmだった。
でも足は残ってた。
景色の良いところで写真撮ったりせず、お尻さえ痛くならなければもうちょっと速く走れたのではないだろうか?
来年また出るかわからないけど、もし出るならもうちょっとがんばってみようと思う。
●記録 7:43:20 227位/451
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